岡田 彩 研究室

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担当授業


東北大学大学院情報科学研究科(2019年4月〜現在) [東北大学大学院情報科学研究科HP]

市民社会論
「市民社会」とは、政府(公共セクター)や経済・市場(営利セクター)とは区別される、社会的相互作用の領域を指す。本講義では、現代社会において多様な役割を果たしている「市民社会」に着目し、これに関連する国内外の文献の精読を通じて、その意義と限界を理論的かつ実証的に検討する。
地域社会論
「コミュニティ」とは何か。それはどのように語られ、いかなる可能性と限界を持つものとして理解されてきたのか。社会的に構築された概念として「コミュニティ」を捉え、現代社会におけるその意義を考察する大学院科目。
シラバス
フィールドワーク論
社会学的なフィールド調査、とりわけ「質的分析法」を志向するフィールドワークの方法について、実践例と最新理論に基づいて考察する。技術的な意味での理解のみならず、調査行為自身についての再帰的な思考に習熟することを目指す。
フィールドワーク実習
具体的な分析結果を読み、検討しながら、社会調査に関する基本的な理解をふまえて、社会学的フィールドワークの方法、とくにインタビュー、質問紙法、モノグラフ的方法などについて学ぶ。また、実際のリサーチの準備、企画、デザイン、実査、解析などに参加する。研究と社会、専門家と協力者の関係、著述、表象、権力といった問題について考察し、調査倫理、研究倫理について理解を深める。

東北大学全学教育科目(2019年4月〜現在) [東北大学HP]

社会学(ボランティアとNPO・NGOの社会学)
ニュースでも耳にすることのある「ボランティア」や「非営利組織(NPO)」「非政府組織(NGO)」は、私たちが暮らす社会において、どのような意義を持っているのでしょうか。ご自身の経験や身近な活動の例、そして理論の知見を手掛かりに、他者や社会に貢献する様々な行動を、社会学の観点から考察します。
社会の構造(ボランティアとNPO・NGOの社会学)
主に学部一年生を対象とした全学教育科目。ニュースで良く耳にする「ボランティア」や「NPO」「NGO」は、私たちが暮らす社会や日々の生活において、どのような意義を持っているのでしょうか。授業の前半では、ご自身の経験や身近な活動の例から、こうした自発的な行動の意義や社会的な役割を考えます。後半では、国際協力の分野に自発的に従事する人々や組織に焦点を当て、貧困という問題解決に向けて行われているグローバルな活動の意義や問題点を探ります。
社会学(現代における市民社会)
主に学部二年生を対象とした全学教育科目。?現代における「市民社会」は、公的セクター(政府)や民間セクター(企業)に並び、私たちが生活していく上で重要な役割を果たす領域として理解されています。この科目では、社会科学で論じられてきた「市民社会」の様々な理論を学び、実際の事例を分析しながら、その多様な役割・機能を読み解きます。

放送大学(2021年12月〜現在)

現代社会におけるNPO・NGO(面接授業)
ニュースでも耳にすることのある「ボランティア」や「非営利組織(NPO)」「非政府組織(NGO)」は、私たちが暮らす社会において、どのような意義を持っているのでしょうか。ご自身の経験や身近な活動の例、そして理論の知見を手掛かりに、他者や社会に貢献する様々な行動を、社会学の観点から考察します。


金沢大学国際基幹教育院(2016年4月〜2019年3月) [金沢大学国際基幹教育院HP]

国際社会とボランティア(日本語および英語で開講)
主に学部一年生、二年生を対象とした基幹教育科目。貧困や紛争、災害など、国際社会が直面する様々なグローバル・イシューの解決に向けて、ボランティアの精神を基盤として活動する非政府組織(NGO: Non-Governmental Organization)の社会的役割を知ると同時に、その独自性や課題に対する理解を深めることを目的としている。金沢大学<グローバル>スタンダード科目(GS科目)4群「世界とつながる」の一つ。
シラバス

同志社大学政策学部(2013年4月〜2016年2月) [同志社大学政策学部HP]

国際協力政策(英語で開講)
Policies on international cooperation depend on how engaged actors understand "development" - what they see as primary causes of the problem, how they decide on desirable goals, and what they judge as the most effective and efficient ways to intervene. This class will review development theories and analyze policies of key actors including government agencies, international organizations, and NGOs (non-governmental organizations).
シラバス(簡素版)
シラバス(詳細版)

As a mid-term project, students enrolled in this class in Spring 2015 developed a proposal of Post Millennium Development Goals (MDGs).
Proposal for Post-2015 Development Goals
政策トピックス(国際協力とNGO)
大学一年生を対象とした科目。政策学部以外の学生も履修可。この授業では、国際協力に携わる非政府組織(NGO)の様々な役割や課題を紹介します。
シラバス(簡素版)
シラバス(詳細版)
アカデミック・スキル(伝達:国際社会に通じるコミュニケーション・スキルを身に付けよう)
政策学部二年生を対象とした基礎科目。「明後日、アメリカから来日するクライアントにプロジェクトの概要をプレゼンしてほしい」という要望に対応できる人材の育成を目指します。授業では、Stephen E. Toulminのモデルから「議論の組み立て方」「主張の見せ方」を学び、各自関心のある社会問題、政策課題に関するポリシー・メモをまとめ、プレゼンテーションとして発表します。授業は英語および日本語で行います。
シラバス(詳細版)
シラバス(詳細版)
アカデミック・スキル(伝達:ソーシャル・マーケティングに学ぶ政策コミュニケーション)
政策学部二年生を対象とした基礎科目。社会的な問題の中には、人々の行動を変えなければ解決は難しいとされる課題がたくさんあります。そのような場合、どのような働きかけが有効なのでしょうか。この授業では、ソーシャル・マーケティングの重要なポイントを学びながら、各自関心のある社会問題、政策課題に関するソーシャル・マーケティング・プランを立案します。政策分析から、問題の解決に向けた望ましい行動、対象とすべきオーディエンスを見極め、望ましい行動を促すためのメッセージを形成し、これ広める方法を企画します。
シラバス(簡素版)
シラバス(詳細版)
アカデミック・スキル(読解:国際協力・開発に関わる意味を考えよう)
政策学部一年生を対象とした基礎科目。途上国と呼ばれる地域において、貧困に苦しむ人々の生活を変えていく取り組みに、なぜ私たちは携わるのでしょうか。この授業では、基礎的な開発理論を学びながら、実際に途上国の現場で悩み苦しむ実践家を主人公とした小説を読み、開発に携わる上で直面するジレンマや問いについて考えていきます。授業は英語で行います。
シラバス(簡素版)
シラバス(詳細版)
First Year Experience
政策学部一年生を対象とした導入科目。大学で有意義な学びの時間を持てるよう、将来のキャリアや学習計画を立て、研究の基礎となるスキルを身に付けることを目的とした授業です。岡田クラスでは、ブレーンストーミングを中心としたワークショップで各自の関心を分析した後、小グループでリサーチ・クエスチョンを立て、必要なデータを調べ、政策提言を導くエクササイズを柱としています。
シラバス(学部共通版)
シラバス(岡田クラス版)
プロジェクト科目:同大生 “GLOCAL” プロジェクト〜国際協力と地域社会貢献
学外の方を講師にお迎えし、今日における多文化共生社会の在り方を再吟味するとともに、“GLOCAL”な地域づくりを提案するアクションプランの作成を目指す科目です。
シラバス(簡素版)
2014年度クラスレポート

京都アメリカ大学コンソーシアム (2015年1月〜2016年4月)[京都アメリカ大学コンソーシアムHP]

Civil Society and Voluntary Actions in Japan
The significance of civil society and voluntary sector in Japan has never been greater than today. Organizations like nonprofits and neighborhood associations are now considered as one of the key actors in solving urgent social issues (for example, rising need of elderly care that emerge from ever-aging society, efforts to prepare for natural disasters that strike Japan frequently, and revitalizing rural communities). This course will explore the roles these civil society organizations play in Japan today, as well as challenges that they face. The class will also examine whether civil society and voluntary sector in Japan is unique in comparison to other societies in its culture of giving, volunteering, and advocacy.
Syllabus
Dealing with Disasters in Japan
Japan is one of the countries around the world where natural disasters occur quite frequently. A small island nation located on the Pacific Rim, earthquakes, tsunamis, and volcano eruptions are serious everyday threats to those living in Japan. In fact, Japan was a home to 18.5 percent of the world’s earthquakes larger than magnitude 6.0 between 1984 and 2013. Some of the devastating disasters in the recent years include: a magnitude 7.3 earthquake in Kobe in 1995 (known as the Great Hanshin-Awaji Earthquake), a magnitude 6.8 earthquake in Niigata (Niigata-Ken-Chuetsu Earthquake) in 2004, and a magnitude 9.0 earthquake and tsunami that struck Northeastern Japan on March 11, 2011. From these experiences, Japan has developed policies, frameworks, and practices to prepare and respond to disasters. In action are the government - both national and local - as well as businesses and civil society organizations including nonprofits and NGOs. In this course, we will examine how the Japanese society has dealt with these risks of disasters. How do these actors prepare, respond, and recover from catastrophes? What were the lessons learned from the past experience, and what measures are being taken? How is Japan contributing to disaster management globally? The class will read studies and researches accumulated in the field of disaster management to examine how the Japanese society deals with disasters from historical, social, political, and economic perspectives.
Tentative Syllabus